オンライン診療の導入について
新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力ください
ちば耳鼻咽喉科クリニックでは、
- 3密回避
- 院内滞在時間短縮
- 院内感染拡大防止
を徹底するのため、特定の患者さんを対象にオンライン診療を導入しています。
当院ではスギ花粉症治療に対しても、オンライン診療を積極的に活用しています。
すでに多くの患者さんにその利便性を体感していただいておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
スギ花粉症治療をオンライン診療でご希望の方へ
使用上の留意点
1. 受診歴があり、スギ花粉症の診断を受けた方
過去に当院を受診されて、スギ花粉症の診断がすでになされている場合は、オンライン診療をご利用することができます。
2. 過去に他院でスギ花粉症の診断がなされている方
当院を受診されたことはないが、過去に他院でスギ花粉症の診断がなされている場合は、オンライン診療で初回診療を受けていただくことができます。
ただしこの場合、初回の投薬は7日分までという保険診療上のルールがあります。その後、ご来院いただき対面診療を受けていただきます。
オンライン診療をご希望される方は、オンライン診療案内ページをご覧になり診療申し込みを行ってください。
スギ花粉症の予防と治療
例年以上に予防の徹底を
2021年のスギ花粉飛散量
2021年の岩手県におけるスギ花粉の飛散量は、2020年に比べて13%多いと見込まれています。そのため十分な対策が必要です。
例年は花粉症を治療せずに我慢している人も今年は治療を受け、予防を徹底することが必要です。
花粉症の初期療法
花粉飛散が見込まれる1~2週間前には、抗ヒスタミン薬の服用を開始することが最も有効な治療方法です。
花粉症と新型コロナウイルス感染症
コロナに感染すると、嗅覚障害が出るケースがあるとされています。しかし、その症状は花粉症にもよくある症状です。
他にも、だるさ(倦怠感:けんたいかん)などの症状が出ますので、自己判断でその違いを見分けることはリスクを伴います。
見極めのポイント
花粉症では、発熱症状が長く続くことはあまりありません。
そのため、熱が下がらない状態が続いている方は、コロナ感染である可能性が高くなります。
いずれにしても自己判断は危険です。病気の見分けがつかなくなる混乱を避けるためにも、花粉症症状を事前治療で抑えることがとても重要です。
室内の寒気について
現在、コロナ対策で換気が徹底されています。一方、換気により窓を開けることで、室内にはスギ花粉が入り込みやすい環境となります。
花粉症に悩まされている方は、レースカーテンの使用や網戸の使用をおすすめします。換気の際に入り込む花粉を減らすことができます。
抗IgE抗体薬による花粉症治療
当院でもこの治療薬を使って、花粉症治療を行うことができます。
抗IgE抗体薬による治療の留意点
治療の対象者について
この治療は
- 花粉症の程度がクラス3以上の重症な方
- 今までの花粉症治療で効果がなかった方
など、治療を受けるのには制限もあります。
治療費について
1シーズン35,000円程度の費用がかかります。
スギ花粉症でお悩みの方は当院へ
抗IgE抗体薬は、注射による投薬となりますので痛みを伴います。
決して安価な治療法ではありませんが、重症花粉症患者さんにとっては大変有効な治療です。
毎年、スギ花粉症でお悩みの方は、一度当院へご相談ください。